ひと言
電車の中での、あたたかい お話。
優先席に座っていた、お年寄りのご夫婦。
混み合っていた電車の中で、
2人が隣に座るための 十分なスペースが
きっと 空いていなかったのだろう。
ふたり別々に、
通路を挟んで 向かい側の優先席に座っていた。
ふたりが ちょっとした会話をしたとき、
それに気がついた女性が すかさず、
「 よかったら、こちら側にどうぞ😊 」
と、ひと言。
結果、席を入れ替わり
ふたり揃って座ることができた ご夫婦。
目尻にしわを寄せて、
優しい笑顔で「 ありがとう 」と返していた。
なんて、あたたかい空間だろう。
優先席近くのドアに立っていたわたしも、
思わず 口角が上がってしまうような
出来事でした 😌😌
女性の、そのひと言が生み出した
あたたかい空間。
電車の中のみならず、
たったひと言、声をかけるだけなのに
躊躇してしまい 結局そのまま...
なんて経験、誰しも一度は あるはず。
「 どうぞ 」「 ありがとう 」「 助かったよ 」
「 おかげさまで 」「 ごめんね 」
きっと、わたしたちの心の中に
“ 内なる言葉 ” としては、浮かび上がってきている これらの「 ひと言 」。
それを、実際に言葉として
口に出来るか、出来ないか。
言わないなんてもったいないよね。
だって わたしたちの心は
「 素直な言葉 」として、ちゃんと発しているんだから。
もっともっと
その「 ひと言 」で、あたたかい空間が たくさん増えたらいいよな〜 😊